お知らせ

 【 ほけんだより 1月号】

2022年度 看護師内山

明けましておめでとうございます。今年はどんな1年になるのでしょうか。新型コロナウイルス感染症の感染拡大がまだ不安な状況ではありますが、手洗いうがい等感染症対策を引き続き行い、感染症に負けずに元気に過ごしましょう。本年もよろしくお願い致します。

1月の保健行事

11日(火)身体測定
13日(木)乳児健診

12月の感染症

ヘルパンギーナ … 1名(1歳児)
アデノウイルス感染症 … 3名(1歳児)
手足口病 … 3名(1歳児)
感染性胃腸炎 … 3名(3歳児1名、4歳児2名)

鼻水について

風邪が流行ると鼻水はつきものですが、鼻水を放っておくと急性中耳炎だけでなく様々な感染症の原因になります。風邪を起こすウイルスは全部で200種類以上ありますが、多くのウイルスは鼻や口の粘膜から増殖します。特に小さな子どもの鼻水は、小児科で処方された薬でもなかなか改善せず副鼻腔炎になっているというケースが多いようです。大人と違い子どもは自分の症状をうまく伝えることができません。赤ちゃん、子どもには特に注意してみてあげましょう。

★鼻水の原因

ウイルスに感染して鼻の粘膜が過剰に刺激されると、いわゆる鼻風邪といわれる急性鼻炎の症状を引き起こします。またスギなどの花粉やダニやホコリなどのハウスダストといったアレルギーの原因になるものが、体内に侵入してアレルギー物質を作り、鼻水などを引き起こします。

★子ども(特に乳幼児)の鼻の特徴

・鼻の中の空間が狭く、少しの気温の変化で鼻水の分泌が増える
・鼻と耳をつなぐ管(耳菅)は、大人に比べると水平になっていて原因菌が鼻から耳に入りやすい
・鼻と目をつなぐ管(鼻涙管)は、鼻が詰まると目やまぶたの腫れの原因になる