令和4年1月 No.9
新しい年をむかえました。朝の空気は体をひやし、私たち大人はついつい身をちじこませてしまいますね。子どもたちは、「さむーい」と言いながらも元気に園庭を走り、お散歩に出掛けています。
安全で、美味しく、子どもたちが食事を楽しみ元気に過ごせるように全力で給食作りに励みます。 どうぞよろしくお願いいたします。
体が温まる食事をとろう
低体温のこどもが増えています。体温が低いと免疫力が低下するので、体温を上げるために規則正しい生活とバランスのよい食事、運動習慣を心がけましょう。乳幼児期は気温の変化に影響を受けやすいです。特に寒さの厳しいこの時期は、旬の食材を使った鍋やスープなど体が温まる食事を心がけ、免疫力アップを目指しましょう。
《おすすめ食材》
『肉や魚』・・・たんぱく質
・鶏肉 ・さけ ・まぐろ ・さば
『色の濃い野菜』・・・ビタミンA
・ほうれん草 ・小松菜 ・ブロッコリー
『根菜類』・・・ビタミンC
・人参 ・ごぼう ・れんこん ・さといも
『発酵食品』・・・整腸作用
・みそ ・納豆 ・ヨーグルト ・チーズ
『香辛料』・・・血行促進
・しょうが ・にんにく
・朝食に野菜スープを飲むと体が温まりますよ。
前の日の夕食作りの際に野菜を鍋で煮込んでおけば、次の朝温め直して、味付けすれば朝の忙しい時間に手間をかけずにすみますよ。
節分と豆まきと恵方巻
なぜ節分に豆まきをするのでしょうか? 諸説あるようですが、一説に年男か家主が炒った大豆をまき、家族は年の数だけ食べて病気知らずの1年を過ごせるようにと。また、節分に豆を使うのは鬼の目を打つ「魔目」、鬼を滅する「魔滅」、マメに働くという語呂合わせなどからきているようです。
恵方巻とは、節分の日に食べる縁起物の太巻きのこと。春を迎える節分の日、1年の災いを払う厄落としや商売繁盛を願い、太巻きをその年の恵方(吉方)に向かい、丸かじりするのが習わしです。
今年の恵方は、北北西やや北だそうです。恵方巻の具材は、七福神の「7」にちなみ、7種類いれると良いとされています。
定番具材にはそれぞれ縁起の良い意味が込められています。
【恵方巻の定番具材】
◇きゅうり:その名前から「9つの利」
◇しいたけ:傘の形が陣笠に似ていることから「護身」
◇干ぴょう:細く長い形から「長寿」
◇えび :紅白の色から「めでたい」
◇だし巻き卵:黄色い色から「金運」
◇桜でんぶ:鯛の身をほぐしていることから「めでたい」
◇うなぎ、あなご:力強さや長い姿から「出世」「長寿」
2月3日の給食は節分の行事食です。今年の恵方巻はパンを使ったものを予定しています。お楽しみに!!
【食卓のすすめ】
1月7日(金)に松葉保育園の園庭で「餅つき会」を行いました。
日本の大切な行事を子どもたちと一緒に経験、体験することができて良かったです。力強い餅つきの音に子どもたちの真剣な顔と楽しい声援が聞かれました。
お手伝いに来ていただいた保護者の方々有難うございました。
ついたお餅は、幼児クラスと職員の給食として美味しく頂きました。