お知らせ

 【 ほけんだより 11月号】

2021年度 看護師内山

だんだんと朝夕の冷え込みが厳しくなり、冬の気配を感じます。緊急事態宣言が解除されて約1ヶ月。少しずつコロナ前の日常が戻りつつありますが、第6波の懸念もありまだ予断を許さぬ状況は続いています。これからの季節は、インフルエンザウイルス感染症や感染性胃腸炎も懸念されます。生活リズムや食生活に気をつけ、これらの感染症に負けず、元気に毎日を過ごしていきましょう。

10月の感染症

感染性胃腸炎 … 1名(0歳児)

11月の保健行事

9日(火)  身体測定
25日(木) 乳児健診(9:30~たけぐみ対象)

今日は何の日!?

11月8日は「いい歯の日」
自分で歯みがきをする子も増えてきたと思います。自分でみがける子でも、最後はきちんと仕上げみがきをしてあげましょう。歯みがきを苦手とするお子さまは、おうちで歯みがきを苦手とするお子さまは、おうちで歯みがきカレンダーをつくるなど、歯みがきに興味を持たせることから始めます。歯みがきができたらカレンダーにシールを貼ったり、スタンプを押してあげましょう。
きれいにみがけているかの歯みがきチェックや仕上げみがきは虫歯予防のために行うようにして下さい。

11月9日は「換気の日」
「いい空気」と読ませることから換気の日と言われています。暖房器具を使用中に換気が不十分な状態が続くと一酸化中毒で意識を失うこともあります。空気(風)の通り道をつくり、1時間に1回、5分程度の換気を心がけましょう。

11月12日は「皮膚の日」
空気の乾くこの時期は皮膚がカサカサになったり、かゆくなったりと乾燥肌が気になります。タオルでゴシゴシと強くこすらず、お風呂上がりには保湿クリームを塗りましょう。

★嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)について★

嘔吐・下痢を伴う風邪がこれから流行ってきます。突然の嘔吐から始まり、その後水様性の下痢が出ます。ウイルス性胃腸炎(おなかの風邪)、ノロウイルスによる胃腸炎、ロタウイルスによる胃腸炎(乳児嘔吐下痢症と言われ白っぽい下痢便が特徴)があります。感染力が強いので、下痢をした時はただの下痢と思わず、早めに受診をして十分な休養をとることが大切です。

※嘔吐や下痢をしている場合の登園基準として、
『普段通りの食事が食べられ、 嘔吐や下痢の症状が24時間見られない』
をお願いしています。
登園許可証が出たとしても、なるべく上記の状態に快復してからの登園を心がけていただくよう、 集団感染予防のためにもご理解とご協力をお願い致します。

うんちは健康のバロメーター

毎日うんちをすることは、とても大切です。排便のリズムは人によって様々ですが、定期的に排便できるように、規則正しい生活を心がけましょう。

よいうんちを出すために
・朝ご飯は、毎日きちんと食べましょう
・野菜で食物繊維をしっかりとりましょう
・水分をたくさんとりましょう
・運動をして、腸の動きを促しましょう

バナナうんち
黄色がかった茶色で、においの少ない健康的なうんち
コロコロうんち
水分・野菜不足、運動不足で便秘気味
水っぽいうんち
食べ過ぎ、冷たい物の飲み過ぎ、体調不良

うんちの色に注意!
赤みの強いうんちや黒みの強いうんちは出血の可能性があります。うんちの色も毎日チェックしましょう。

下痢をした時は…

便の状態を確認します。色、固さ、血液が混じっていないかなどをチェックし、受診する時に説明できるようにします。便の写真を撮り、医師に診てもらうのもよいでしょう。
下痢の時の食べ物
おかゆ、うどん、野菜スープ、バナナ、りんごのすりおろしなどが適しています。生野菜や、柑橘系の果物、バターの多いパン、油っこい物、消化の悪い物は避けましょう。

子どもは胃腸が未熟なので、よく下痢になります。ノロウイルスやロタウイルスを伴う下痢は、周囲への感染を防ぐため、迅速に処理しましょう。