お知らせ

【給食だより4月号】保育園の給食ってどういうもの? 

No.01 令和3年4月

ご入園、ご進級おめでとうございます。日ごとに暖かくなり、園庭に咲いている花々に春の訪れを感じます。初めての集団生活や進級による環境変化で心落ち着かない時期でもありますが、子どもたちが心も体も新しい環境に慣れていけるようにサポートしていきたいと思います。今年度もよろしくお願いいたします。

保育園の給食ってどういうもの?

午前おやつ(9時半頃)

トースト、果物、ふかし芋、ヨーグルトなどの軽食です。

午前離乳食(10時半頃)

1人1人の成長を見ながら保護者の方と相談して決めています。子ども個人に合わせた形状や段階の離乳食です。

給食(11時半〜12時頃)

ご飯、パン、麺類などの主食や海藻を使ったおかずの副菜、汁物、果物を食べます。

午後離乳食(14時頃)

午前離乳食と同じです。

午後おやつ(15時頃)

ご飯、パン、麺類、ケーキ、蒸しパンなどを食べます。この時間に牛乳100mlも飲んでいます。

延長おやつ(18時頃)

おにぎり、トースト、せんべい、ビスケット、果物など夕食にさしつかえない程度の軽食です。

たけ組(0歳児)は厚生労働省の授乳・離乳の支援ガイドをもとに1人1人の成長を見ながら保護者の方と相談して離乳食を進めています。子ども個人に合わせた形状や段階の離乳食を食べています。離乳直中期に進むにつれて1日2回食になり、午後2時頃にも食事を摂ります。

もも・きく・ゆり組(12〜18ヶ月以降から3歳児未満)は1日の栄養価の50%程度を保育園で摂ります。午前おやつ、給食、午後おやつ、延長保育の場合は延長おやつを食べます。食べにくいものは小さく切る、柔らかく煮る、とろみを付けるなど、年齢や発達に応じた対応をしています。

すみれ・なでしこ・すずらん組(3歳以上児)は給食、午後おやつ延長保育の場合は延長おやつを食べています。1日の栄養価の45%程度を保育園で摂ります。すみれ組になると食育活動も増えていきます。

食物アレルギー食

医師からの診断書を元に、アレルギー物質を除去した給食とおやつを提供しています。不安やごそうだんのある方は担任までお声がけください。

個別配慮食

怪我や体調不良、病後などで一時的に食事に配慮が必要な場合は調理室にて個別に対応します。軟飯の提供、食べやすい形状に変更する、特定の食材を除去する、果物の薄皮を除いての提供など様々な対応をしています。こちらも不安やご希望があればお気軽に担任までお声掛けください。

安心安全な給食

給食室では衛生面に十分に注意して調理を行なっています。検温を含む健康チェック、手指・器具・調理場のアルコール消毒、栄養士に夜食材の温度測定と品質チェックなどをし、食中毒対策を徹底しています。旬のものを使用し、なるべく豊富な食材や調理法を取り入れるように心がけています。味付けは食材本来の味や旨みを大切にしています。このように様々な工夫をして子どもたちの健やかな成長を食事の面からサポートしていきたいと考えています。

給与栄養目標量

保育園では「日本人の食事摂取基準」に基づき給与栄養目標量を設定しています。給食とおやつを合わせて、1日に保育園で摂取する栄養素の目標量です。

乳児クラス(1〜2歳児)

・・・エネルギー500kcl、たんぱく質17.5g、脂質13.9g

幼児クラス(3〜5歳児)

・・・エネルギー590kcl、たんぱく質20.9g、脂質16.6g

食卓のすすめ

4月から5月頃の食育活動はたけのこの皮むき、そら豆のさやむき、園庭での野菜栽培、お米づくりからのスタートなどを予定しています。今年度も感染症対策に留意しながら、食に関する様々な楽しい活動を行なっていきたいです。子どもたちが食材や給食の献立に興味を持ち、親しみを持てるようになるきっかけとなれば良いと思います。