お知らせ

 【 ほけんだより 6月号 】マスクの着用について

2021年 度看護師

ゴールデンウィークも終わり、徐々に新しいクラスに慣れてきた子どもたち。天気の良い日は、お散歩や園庭で汗だくになって楽しそうにあそんでいます。ただ、この時期は急に暑くなる日があったり、肌寒い日があったりと体調を崩しやすいので、十分に注意が必要です。衣服の調節にはいつも以上に気を配るようにしましょう。

現在、新型コロナウイルス対策として保護者の方の園舎への立ち入りを禁止としているため、ほけんだよりや掲示板(乳児は階段を上がってすぐのゆり組の窓に、幼児は園庭のなでしこ組とすずらん組の間)を通してお知らせ致します。
また、何かありましたら、いつでもお声がけください。
今年度もどうぞよろしくお願い致します。

マスクの着用について

幼児クラスはマスク着用(予防的も含む)したままの登園はかまいませんが、これからの季節、マスクにより熱中症の危険性がありますので、戸外あそびの際はマスクを外して行っていきます。紛失等の責任は負いかねますので、きちんと管理できるようお子様へのお声がけをお願い致します。もし保育中にマスクを嫌がった場合、マスクの再装着は園として強くはできませんのでご了承ください。(予防的マスク着用の場合)

呼吸がしにくくなり窒息の恐れがあるほか、心臓に負担がかかったり、熱中症のリスク、マスクをする事で顔色や表情の変化に気づきにくいということが言われていますので、

乳児クラスのマスク着用は禁止と致します。

蚊や蜂の季節です

クラスの掲示板に掲示したように、散歩時には市販の虫よけ剤を使用していきます。乳児の場合はベビーカーや散歩車に吊るす虫よけ剤も使用していきます。その他蚊取り線香なども使用していきますが、蚊を全て駆除することは不可能です。集団生活ゆえに虫よけパッチや、虫よけリング等の使用は基本的に禁止となりますが、園では新たに増やさないこと、寄せ付けない事を心がけ、対策に努めていきたいと思いますのでご協力お願い致します。

ご家庭で工夫できる事として・・・

①黒、紺、赤などの色の濃い服を着ない。白や淡い明るい色の服を選ぶ。
②肌の露出を防ぐ。(虫刺されが酷くなる子は生地を工夫して長袖・長ズボンの着用も)
③汗をかいたら、まめに洗い流す。(汗の臭い、足の臭いが強いところに蚊は集まります)
④洗濯の際、花の香料が強い柔軟剤は使用しない。(蚊や蜂を寄せ付けます)※水あそびで使用するバスタオルも柔軟剤の使用には注意してください。柔軟剤の匂いがするタオルに蜂がついており、そのタオルで体を拭き、蜂に刺されるという事例があります。
⑤ハーブを植栽する。(ハーブゼラニウム、ローズゼラニウム等)

★体温の高い人、二酸化炭素排出の多い所、飲酒した人の所には蚊は集まりやすいです。

虫に刺されたらら、まず洗い流します。そして患部を冷やしましょう。

重要!3歳児 日本脳炎ワクチンの定期接種があります

蚊が出てくる時期です。日本脳炎は、日本脳炎ウイルスに感染した蚊(コガアタカイエカ)に刺されてうつる感染症です。忘れずに早めに摂取しましょう。

豆知識として

蚊の吸血はメスのみが行う行為です。吸血は卵の成熟のための行為であり、通常は花の蜜を吸っています。刺されて痒くなるのは蚊が吸血時に唾液を相手の体内に送り込むからです。この蚊の唾液には麻酔物質などが含まれており、麻酔物質は吸血相手の感覚(痒みや痛みなど)を3分間ほど鈍らせます。この麻酔が切れた時に痒みを感じるのです。蚊は呼吸によって生じる二酸化炭素や体温などを感知して人に近づきます。その為、体温の高い子やお酒を飲んだ後など、体がほてっている時に刺されやすくなります。(ムシテックワールド参照)